人物や植物などをモチーフにし、主にメゾチント技法による銅版画の制作を行っております。作品のテーマは「自己の内部の奥深いところから現われてくるもの」であり、心の内部と静物が見事に調和しています。
また小磯良平の版画作品制作に携わっており、幅広い活躍を見せております。
Biography
1933年 大阪府生まれ
1950年 高校在学中より油彩画の制作を始める
1951年 大阪府立高津高等学校を卒業し、須田国太郎らに学ぶ
1952年 関西独立賞を受賞
1954年 銅版画を始める
1959年ライプチヒ国際版画展に出品。ドレスデン美術館に買い上げられる
1966年 渡仏。パリ国立美術大学銅版画科 アトリエ17などで銅版画の各種技法についてヘイターらに学び、メゾチント技法を修得
1967年 帰国。各地で個展を開催
1981年 埼玉県の秩父にアトリエを移す