有馬頼底

京都を代表する禅僧の一人であり、同時に多くの国宝や重要文化財が収蔵されている承天閣美術館の館長でもある。承天閣美術館の運営の中心人物であり、有馬頼底の作品には日本美術への見識や情熱が詰まっていると言えるであろう。

Biography

有馬頼底は久留米藩主・有馬家の子孫で東京都に生まれる。

名を永頼、号を頼底・大龍窟、法諱を承黙という。

1941年 大分県日田市の岳林寺で得度

1955年 京都・相国寺で大津櫪堂に師事

1968年 相国寺塔頭・大光明寺住職に就任

1971年 相国寺派教学部長に就任

1984年 相国寺承天閣美術館が設立され事務局長に就任

1988年 京都仏教会理事長に就任

1995年 相国寺承天閣美術館館長に就任

相国寺、金閣寺(鹿苑寺)、銀閣寺(慈照寺)の住職を兼ねる