目が眩むような色彩を放つ作家として、名を欲しいままにした作家といえば、安食慎太郎でしょうか。
世界各国へスケッチ旅行をし、日本では収まりきらない表現を体得し、作品からは力強いエネルギーを感じます。
作品は実に肉厚なタッチとなっており、キャンバスを持つとズシりとした重みを感じ、存在感がとても大きなものとなっております。
熱心なコレクターがいること、そして近年は作画活動から離れていることもあり、中々市場に出回らない作家さんでもあります。
Biography
1946年 島根県出雲市に生まれる。
1968年 武蔵野美術大学油絵科卒業。卒業制作展にて最優秀賞受賞。大学美術館買上げ。
独立展初入選。第1回個展。
1970年 独立展優秀作家選抜展に推薦される
1974年 インド、スリランカへスケッチ旅行
1977年 一陽展入選、以後毎年入選
1979年 東ヨーロッパへスケッチ旅行
1987年 ネパールへスケッチ旅行
1989年 文部大臣賞受賞
フランスへスケッチ旅行
1992年 スペインへスケッチ旅行
1996年 兵庫県川西市民文化賞受賞
インド/スリランカ/スペイン/ポルトガルへスケッチ旅行
2000年 スペインへスケッチ旅行
2004年 フランス/スペインへスケッチ旅行
生まれ故郷の島根県をはじめ、全国に多数壁画を制作。