本日ご紹介する上田毅八郎氏の作品は、油彩画「Maserati A6G/2000」です。
Maserati A6G/2000は、1956年に製造された生産台数わずか21台の極めて貴重なスーパーカーであり、元々はレース用として製造されたものになります。
イタリア・ミラノに本拠地を置く、自動車をはじめとする工業コンサルや技術サービスを提供するZagato（ザガート社）による完全なるハンドメイドであり、軽量でダイナミック、かつ前衛的な美しさが特徴的な作品となっております。
ザガート社の設立は1919年と古く、主にイタリア国内ブランドのデザイン受託をしており、マセラティ、アバルト、ランチア、フィアット、ベントレー、アストンマーティン、フェラーリといった数々のスーパーブランドが主なクライアントです。
また、Maserati A6G/2000は長い伝統を持つクラシックカーの世界的なコンクール「Concorso d’Eleganza Villa d’Este（コンコルソデレガンツァ ヴィラ デステ）」にて見事優勝し、2018年にはクラシックカーのオークションハウスRMサザビーズで5億568万円で落札されたまさしく名車中の名車です。
上田毅八郎氏が描いた本作品においても、艶の美しさや前衛的でダイナミックな形状が見事に描かれており、観ているだけでもうっとりする作品となっております。
作品サイズ：F8
©︎2020 宮本快